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船旅

へっぽこ櫻井くんヲタの野望

魔法の呪文

人間の悲しみの多くは人間によってもたらされるものだと思う。

 

本当はこのことをここに書き残しておくことはしないつもりだった。ただ好きなことだけを、嬉しい気持ちと楽しい気持ちだけを書き残しておこうと思っていた。

でもやっぱり書いておこうと思う。もしかしたら終わりは近いのかもしれない。それでも今、私はまた翔くんの背中を見つめることができている。最初に言っておくと、まとまりもなければ答えも出ていない。


センセーショナルな朝だった。前の日はちょっと夜更かしをしていて、起きたのはもう10時を回っていた。仲良しのお姉さまからの切羽詰ったラインが入っていた。
このときまではもしかしていいお知らせの裏返しかもなんて夢見ていた。そんなことしなければよかった。かなり平和ボケしていた。私はどん底まで叩き落される。

 

なんだこれ?

 

最初理解が追いつかなかったそれは、どんどん実感を伴って私に這い上がってきた。なぜだか頭の中でガンガンに乃木坂46の「サヨナラの意味」が流れていて、あーこれぴったりだなーとか思っていた。他人事のように。大袈裟かもしれないけど、世界が終わったぐらいの気持ちだった。翔くんがファンを甘やかしてくれていた世界。モラトリアムの終わり。

 

今でも整理がついたわけではない。疑問なんていくらでもわいてくる。悲しくて苦しくて仕方なかった。こんなことぐらいで、って思われるかもしれないけど本当に本当に辛くて、私はもうここまでかもしれないって思った。友人は考えすぎだよって言ってくれたけど、顔を見るとどうしようもなくなる日々が続いた。レギュラー番組は見れなくなって、曲も聴けなかった。1番見ることができなくなるはずのZEROだけは何故か見れて、何も考えられずに、今を生きている翔くんを淡々と目に映していた。
けして短くない時間を応援してきた翔くんが急に知らない人になったみたいだった。寂しかった。そしてなにより、自分がずーーーっと見てきたはずの翔くんを心から信じられない自分が1番悔しかった。シカトするには外野がうるさすぎて、私はなんて弱いファンなんだろうって思った。

 

ファンってなんだろう。
アイドルってなんだろう。

 

どうしたらこの事態を私は飲み込めるのか。考えた。考えても答えは出なかった。受け入れられないことは受け入れなくてもいいって言ってくれた人がいたから、じゃあ置き去りにしようと思った。そして時間が解決してくれるのを待とうと思った。

宙ぶらりんのまま、空虚な情報が通り過ぎていく。積んである本を読んだし、Amazonプライムの無料体験で映画も見た。それはそれで楽しい。このまま、私の生活から嵐はいなくなってしまうかもしれないと思っていた。


ラプラスの魔女」
私はこの本を読んだことがない。東野圭吾作品にはめっきり疎い。プラチナデータパラレルワールドラブストーリーと流星の絆ぐらいしか読んだことがない。幸せは予期せぬところからやってきたのだ。正直、私は今「ラプラスの魔女」というタイトルだけでご機嫌になれる。魔法の呪文みたいだ。

 

4年ぶりの単独主演映画なんだそうだ。神カル2からそんなに経っていたのか。演技の仕事は「君に捧げるエンブレム」が記憶に新しい。(円盤出してください)あれも2年ぶりだった。
翔くんがやりたいと思うことをやるのが一番いい。根底に嵐があるからそれで私は満足する。報道どんとこい、冬は毎年コンスタントにコンサートをやってくれるし。それでも、そうとは言っても、やっぱり演技の仕事はすこぶる嬉しい。宣伝が映像も雑誌もある、本編もある、そして円盤がある。目にする機会が単純に多い。櫻井翔では歩んでこなかった人生を、スクリーンの中やテレビの中では歩む姿を見ることができる。とっても楽しい、素敵なお仕事だと思う。それがこんなに嬉しいなんて、わかってるつもりでもわかってなかったみたいだ。この作品に櫻井翔を、と思ってもらえることは当たり前ではなく、ありがたいことで、こんなにも私を嬉しくさせる。

 

どうしてこんなにも嬉しかったのか。翔くんが新しい仕事を受けてくれたことが嬉しかった。ジャニーズの、アイドルの「嵐・櫻井翔」に舞い込んできた仕事を受けてくれたことがとんでもなく嬉しかった。そんなのは当たり前だと思うかもしれないが、翔くんは今持ってる仕事を最後にアイドルというコートを脱いでしまうことだってあるのだ。書いていて震えるほど恐ろしいけれど。嵐を愛していると信じていても、絶対ありえないとは言えない。だって私は櫻井翔じゃないから。

 

アイドルが喜ばせる対象はファンである。アイドルとしての仕事をするということは、彼はまだアイドルというステージに立ち続けるということだ。アイドルは夢売り人。明確に帰る場所があると透けてしまうことは、夢売り人が元いた世界に帰ってしまうということだと思う。35歳の男性に夢を売れと願うことはもしかしたら残酷なのかもしれない。ごめんなさい、でも、私はステージ上終身雇用と言い切ったあなたの姿をまだ見ていたいんです。


関係のない人から見れば些細なことで、そんなことあったの?って思うことかもしれない。お似合いじゃん!なんて言う人もいるかもしれない。世界の終わりだなんて大げさで、滑稽に映るかもしれない。本人にもそんなことで騒いでんの?って思われるかもしれない。
それでも、アイドルの櫻井翔に心を奪われていた私にとってはあまりにもショッキングな出来事で、縋るものが過去にしかない状態は真っ暗な井戸の底に取り残されたみたいだった。それは私自身の問題で、私自身に敗因がある。

 

完全回復とは言えない。でも、結果として私の生活から嵐がいなくなることはまだなさそうだ。ラプラスの魔女楽しみすぎて気分は万歳三唱だし、おにぎり丸はかわいいし、新しいinゼリーもすこぶるかっこいい。I'll be thereなんて、かっこよすぎて全回復だわこれは!と言い放てるほどだった。めっちゃ誘われた。御察しの通り、大好きである。
どういう意図で世に放たれたのかは知らないまま、通り過ぎていく。いつかわかるかもしれないし、わからないかもしれない。今はそれでいい。言いたいことがないって言ったら嘘にはなるけども。


いつか、祝福できる日が来るのだろうか。それこそ、二の腕が取れるほど手を振って見送ることができるのだろうか。心の準備なんて無駄だと今回嫌という程わかったのに。
でも好きだから。大好きだからこそ、アイドルとしてどうかという理論を並べたい気持ちとは別に祝福できるといいな、とは思っている。一応。

 

laplace-movie.jp

 

 

グダグダ書いて書き忘れるところだった。翔くん、主演映画おめでとうございます!!

前売り券買って見に行きます。

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 ふわふわでかわいい。

 

 

以下反転で私信。(今の時代反転なんてしないのかな……)

>>ももさん(楽園のカンヴァスの方)

 コメントありがとうございました!嬉しいコメントを読書メーターでいただいたにも関わらず返信できていなかった私に、またコメントを寄せていただけるなんて嬉しいです;;探していただいてありがとうございます。

ラプラスの魔女の原作に関する情報ありがとうございます!上記の通り東野圭吾作品にはめっきり疎いので、ももさんの「これはたまらん……」という感想を見て俄然読みたさは湧き上がってきました!!ももさんが余韻に浸ったという作品が面白くないはずがないという自論がありますので、楽しみで仕方ありません。神様のカルテプラチナデータは原作を先に読んだのですが、原作とは違う部分や実写化されなかったシーンを歯がゆく思った過去があるので、今回はどうしようかなあと思っていた次第です。とりあえず、帯がついたら買おうと思っているので、買ったら決めようと思います(笑)

お互い、まだまだ悶々とすることもあるかと思いますが、「信じることが全て Love so sweet」な気持ちで行きましょう……!!コメント本当に嬉しかったです。ありがとうございました<(_ _)>